忘年会や新年会など お酒を飲む機会の多い年末年始・・飲み過ぎは要注意！ 

多忙なこの時期に 体調不良でペースダウンしたくない方も多いのでは。

お酒と正しく付き合って、元気に楽しく この季節も 過ごしたいものです。

酒は「百薬の長」されど「万病の元」

お酒を適度に飲むことは健康に良いとされ、食欲増進作用やストレスの緩和などに効果的ともいわれます。ただし、これは あくまで適量（少量）を守り、適切に飲酒した場合に限ります。
※少量の酒（350mlの缶ビール1本、日本酒0.5合、ワイン130ml程度）

「万病の元」と言われないためには　「飲み過ぎない」ことが大切。

病気のリスクを高めないよう、適量・適切な飲み方を心がけたいですね。

〇食事といっしょに楽しむ

空腹時にお酒を飲むと、アルコールの吸収が速くなり、酔いがまわるのが早くなってしまいます。食事といっしょにお酒を飲むことで、食べ物が胃の粘膜の上に層を作り、胃を荒らすことが少なくなり、アルコールの吸収も遅らせるそうです。食事といっしょに楽しむことで、お酒のペースを抑えることも期待できます。

〇適量を守る

適量には個人差があり、同じ人でもその日の状態により酔い具合が異なるため、一概にいえませんが、厚生労働省が推進する「節度ある適度な飲酒」は　1日平均純アルコールにして約20g程度だそうです。このくらいの量であれば、ほどよくお酒を楽しめるそうです。
ただし、お酒に弱い人、女性や高齢者ば、この基準よりより少量の飲酒が適当とされます。体に負担のかからない飲み方・適量を考えれば、ほどよくお酒を楽しめるようです。

〇休肝日を設ける

休肝日とは、肝臓を休めるために週に1日以上飲酒しない日を設けること。飲酒を健康的に長く楽しむためにも、程よく休肝日を設けることが大切なようです。お酒を飲む習慣のある方は、週に2日以上の休肝日を設定することが推奨されています。

〇飲酒後すぐの入浴・運動は禁物

飲酒後すぐの入浴は禁物です。サウナや入浴は、心臓に負担がかかり、血圧も急に高まるため危険です。飲酒後の運動も、脱水症状となりやすく、非常に危険ですし、酔った状態での運動は 注意力が低下しているため怪我のもとになるのでやめましょう。また入浴中や運動直後の飲酒も良くないそうです。酔いが早くまわるリスクがあり、心臓にも負担がかかります。また激しい運動直後の飲酒は、筋肉の疲労回復が遅れる可能性もあるそうです。