桜海老
深海に生息する小型のエビ、桜エビ。
海中では透明な紅色で、
水揚げされた後は
きれいな桜色に変わることから、
海の宝石と呼ばれているそうです。
「桜海老」の和名もここに由来するそうです。
干し桜エビ
産地の近くでは、
塩ゆでした釜揚げの桜えびが
売られることもありますが、
一般には
生サクラエビ(冷凍)や干しサクラエビとして
販売されています。
生の桜エビは
生でワサビ醤油で食べたり、
釜揚げ、素揚げ、かき揚げなどで食べます。
干し桜エビには独特の食感と味わいがあり、
お好み焼きやかき揚げなどに使われます。
桜海老には
カルシウムが格別に豊富に含まれ、
マグネシウム、タウリンやキチン質、
EPAやDHAなども豊富に含まれます。
カルシウム・マグネシウムは
骨の強化に貢献しますので、腰痛や骨粗鬆症に効果的です。
タウリンは、
視力の向上や疲労の回復に良いといされています
EPAやDHAは、
コレステロールの低下、動脈硬化や脳血栓症の防止
などに良いとされます。
キチン質は
糖質、コレステロール、塩分などを
体外に排出する効果もあります。
糖尿病、高脂血症などにの予防にもなります。
桜えびは、一匹まるごと食べるので
殻や内蔵ごと食べられますから、
色々な栄養を一度の摂取でとれる、
栄養の優等生、『 丸ごと食品 』です。