雲南紅豆杉は、海抜4000ｍ付近に原生林のまま群生する樹高20ｍ程の巨木で、平均樹齢は3000年（中国科学院調査）という極めて生命力の強い樹木です。世界で最も磁場の良い所として有名な秘境地、中国南方の雲南省に自生する「雲南紅豆杉」は、紀元前から宮廷で重用されてきた仙樹であることで知られます。

身近に持てば厄除けになる、匂いを嗅げば長生きをする、と伝えられた雲南紅豆杉を、かの聖徳太子は笏（シャク）に用いたといわれております。日本では七世紀初に　隋の王室からの贈り物として日本の皇室に伝わったのが　最初とされていますが、この樹木の歴史は地球最古に遡ります。　　　　　　　　　　　　雲南紅豆杉は、世界で最も磁場の良い所として有名な秘境地、中国南方の雲南省など限られた地域の、植物生息限界海抜をはるかに超えた、主に海抜3300m〜4100m付近に原生林のまま群生しています。世界の樹木中、最も海抜が高い所に生息しているだけでなく、高山植物としては異例の、平均樹高21m、平均幹周5.6m、平均樹齢は3000年（中国科学院調査）という極めて生命力の強い樹木です。特に樹齢3000年以上の雲南紅豆杉を「白豆杉」と呼び、その生命力の強さに敬意を表して「白豆杉」という別名が生まれました。雲南紅豆杉は、中国政府が「中華人民共和国野生植物保護条例」に基づき、国家一級保護植物(日本の天然記念物に相当)に 指定し、保護している大変貴重な樹木です。

※紅豆杉の製品「雲南紅豆杉エキス粒・紅豆杉茶」は 2023/10/23 終売しました

【販売元からのお知らせ】厚生労働省の通達より、紅豆杉商品に抗腫瘍活性物質の「パクリタキセル」が入っていることが確認されたため、2023年10月24日から「医薬品（医薬品リスト）」指定を受けることとなりました。これにより「雲南紅豆杉エキス粒」「紅豆杉茶」は 2023年10月23日で販売を中止いたしました。

※厚生労働省では、製品に使用される原材料を「医薬品リスト」と「非医薬品リスト」に大別しています。「雲南紅豆杉」は 2023/10/24以降「医薬品リスト」に追加されるため、健康食品として販売出来なくなりました。紅豆杉製品の販売元では「医薬品として申請してから承認を得るまでにあまりにも膨大な時間を要するため」現時点では残念ながら、 紅豆杉の製品を医薬品として申請することを断念しました。

「雲南紅豆杉」は主に日本の大学の先生方が中心となって研究してきましたが、「白豆杉」は中国の大学が中心となって研究してきました。岐阜大学では「白豆杉」の研究を開始し、今まで研究していた「雲南紅豆杉」と同じようなメカニズムであることがわかってきております。今まで紅豆杉製品を使用していたお客様には、「白豆杉エキス粒」を継続してご使用いただくことをおすすめいたします。