ガクアジサイ（額紫陽花）

ユキノシタ科。

原産は、日本。

ガクアジサイは周辺の花びらだけが開き、
それがまるで額縁のように見えることから、
ガク（額）アジサイと呼ばれています。

花言葉

　　　　「移り気」

フクシア（フクシャ・フューシャ)

アカバナ科。

原産は、南アメリカ。

別名、ツリウキソウ。　　　　レディー・イヤドロップス。

フクシアの名前の由来は
16世紀のドイツの医師で植物学者の    
フックスさんの名前にちなんだものだそうです。

フューシャピンクはフクシアの花の色から名付けられた色名とか。

花言葉

「暖かい心」「恋の予感」

「センスの良さ」

さやいんげん

マメ科の一年草。　原産地は、中央アメリカ。

別名、三度豆。

いんげん豆をサヤごと若採りしたもの。
 
「いんげん」の名は、江戸時代に明（中国）から渡来した僧、
隠元禅師が日本に伝えたことに由来しているそうです。

主な栄養成分は
βカロチン、ビタミンＢ１、Ｂ２、ビタミンＣ、カリウム、鉄、食物繊維、など。

βカロチンは
体内でビタミンＡに変わり、粘膜や皮膚の抵抗力を高め、
生活習慣病やガン予防などに 効果があるといわれています。

ビタミンＢ１、Ｂ２は
糖質の代謝を高め、脂肪の代謝の促進も期待されます。

いんげんは サラダ、和え物、炒めもの、煮物、汁物、揚げ物など、
和洋中さまざまなお料理に利用されます。

キウイフルーツ

マタタビ科マタタビ属。 原産、中国南部。

別名、チャイニーズ・グーズベリー。

ニュージーランドの国鳥であるキウイという鳥に似ていることから
名前が付いたともいわれています。

さわやかな甘さで、ジューシーなキウイ♪

キウイフルーツ1個で、１日に必要なビタミンＣの大半を摂ることができるそうです。

主な栄養成分は、
ビタミンC、カリウム、アクチニジン、食物繊維など。

アクチニジンは、
肉をやわらかくするタンパク質分解酵素で、消化を促進する効果があります

ビタミンＣは風邪予防や疲労回復、美肌効果などがあります。

キウイは  肉質を柔らかくしたり、消化促進の効果が期待されるので、
デザートとして食されるほかに、肉料理の下ごしらえやソースに使われます。

キャベツ

アブラナ科アブラナ属の多年草。

別名、甘藍、玉菜。

キャベツは世界で最もポピュラーなお野菜のひとつ。

キャベツの祖先は青汁の原料で知られるケールという植物。

古代ギリシャ・古代ローマでは 胃腸の調子を整える薬草・健康食として食されていたそうです。

キャベツは　ビタミンC、ビタミンUを豊富に含んでいます。

主な栄養成分は、
ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カルシウム、カリウム、食物繊維など。

ビタミンUは、
胃粘膜の新陳代謝を活性化させる効果、
胃酸の過剰な分泌を抑える効果が期待されます。
ビタミンUは、
荒れた胃腸を元気にしてくれるビタミンです。

ビタミンCは、
免疫力を強化して風邪を予防したり、
美肌効果、疲労回復効果なども期待されます。

レタス

キク科アキノノゲシ属の一年草または二年草。

原産は、地中海沿岸、西アジア。

和名は、チシャ。

レタスには、結球するものと、しないものがあります。
玉にならないものの総称は、リーフレタス。
代表的なのが、サニーレタスです。

レタスは、成分の９５％が水分ですが、
ビタミンやミネラルなどバランスよく含まれています。

レタスの主な栄養成分は
カロチン、ビタミンＣ、ビタミンＥ、カリウム、鉄、食物繊維など。

・カロチンは、

活性酸素の働きを抑制する作用や 免疫力を活性化する働きがあります。

・ビタミンＣは、
肌を若々しく保つ美容効果があり、風邪を予防する効果もあります。

・ビタミンＥは
「若返りのビタミン」とも呼ばれ、老化を防ぐ効果があります。

・カリウムは
体内の余分なナトリウム（塩分）を効率良く排出し、むくみの改善や高血圧を防ぐ効果があります。

ミョウガ（茗荷）

ショウガ科ショウガ属の多年草。

原産は、東アジア。

通常「花みょうが」「みょうが」と呼ばれるものは地下茎の先にできた花穂(蕾)です。

ミョウガは　
特有の美しい紅色で、独特の香りが好まれます。
歯ざわりがシャキシャキして香りが爽やかなので、食欲増進が期待できます。

ミョウガは薬味として利用されるほか、独立した食材としても用いられます。

主な栄養成分は
ビタミンＢ１、Ｂ２、Ｃ、カルシウム、カリウムなど。

みょうがの香りの成分は、アルファピネンという精油成分で、
眠気を覚醒したり、発汗を促し、呼吸や血液の循環を良くしたり、                                                     消化促進する働きがあるといわれます。

みょうがの辛味成分には 強い抗菌作用もあります。

「みょうがを食べ過ぎると物忘れがひどくなる」などと昔から言われますが、                                   これは俗説のようで、その成分には根拠が見当たらないようです(^o^)

カリフラワー

アブラナ科アブラナ属の一年生植物。

原産地はヨーロッパ西岸。

カリフラワーはキャベツを品種改良した野菜で、花のつぼみの部分を食用としています

別名、花キャベツ・花野菜とも呼ばれます。

主な栄養成分は
ビタミンC、ビタミンB1、B2、カルシウム、鉄、イソチアネートなど。

カリフラワーは淡色野菜なのにビタミンCが豊富に含まれているのが特徴。

カリフラワーのビタミンCは 熱に強いという特性があり、
抗がん作用、抗ウイルス作用や 美容・美肌効果などの効果が期待されます。

イソチアネートには 免疫力を高める効果が期待されます。

新鮮なものは生でも食べられます。ゆでて、サラダ、スープ、炒め物などに。

カリフラワーが美味しい時期は11月〜3月といわれます。

きゅうり

ウリ科キュウリ属の一年草。

きゅうりは、主成分の９０％以上が水分ですが、
ビタミンＡ・Ｂ群・Ｃ、カルシウム・カリウム・鉄などのミネラル、
食物繊維をバランス良く含んでいます。

ビタミンＡ（β−カロチン）は、活性酸素の働きを抑制する作用があり、
免疫力を強化し細菌やウイルスから 身体を守る働きがあるといわれます。

ビタミンＣは、肌や皮膚の老化を防ぎ美容に役立ちます。

豊富に含まれるカリウムには
むくみを改善する効果・利尿を促す作用、体内のナトリウム（塩分）の排泄を促し、高血圧を予防する働きも期待されます。

きゅうりの青臭さの成分は「ピラジン」で、ビラジンは　血液をサラサラにする効果があり、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　血栓を予防し、脳梗塞・心筋梗塞などに 効果が期待されています。

サラダ､漬物､酢の物､和え物など、暑い季節に、キュウリは　さっぱりして美味しいですね。

ただし、キュウリは 体を冷やす性質があるので 特に冷え性のの方は 食べ過ぎにはご注意ください。

ゴーヤ

ウリ科の植物。

別名、「ツルレイシ」「ニガウリ」。

独特の苦味が特徴です。

ゴーヤの苦み成分は、モモルデシン。
モモルデシンは　胃液の分泌を促進し、食欲増進や夏バテ防止の働きがあり、　　　　　　　　　　血糖値の降下に効果があるといわれています。

ほかに、主な成分はビタミンＣ・カリウム・カルシウム・マグネシウム。

ゴーヤは特にビタミンCがたっぷり。
ゴーヤに含まれるビタミンCは 加熱しても消失しにくいので、おおいに利用したいものです。

ゴーヤは最近、緑のカーテンとしても人気。 栄養豊富な上に、とってもエコなお野菜です。

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小満

太陽黄経が60度のとき。

「万物盈満（えいまん）すれば草木枝葉繁る」と暦便覧に記されています。

小満とは
秋に蒔いた麦などの穂がつく頃で、
ほっと一安心（少し満足）すると言う意味だそうです。

麦などに穂がつくと「今のところ順調だ、よかった」と満足したことから、小満と言う名前が付いたそうです。

陽気がよくなり、
木々草花が次第に生長し、緑が生い茂る季節。

西日本では、はしり梅雨が現れる頃。

金環日食

いま日食が話題になってます♪

いよいよ明日、　5月21日早朝、
お天気が良ければ、日本各地で、
金環日食が見られるようです。

日食とは

月が太陽と地球との間に入り込み、
太陽が月によって覆われる現象で、

月の外側に太陽がはみ出して細いリング状に見える場合を、
金環日食といいます。

2012年5月21日は、日本の広範囲で金環日食の天体ショーが見られそうです。

日食が最大になるのが7時20分から35分頃だそうです。

日食を安全に観測するためには日食専用の道具（日食メガネ）が必要です。

「太陽を肉眼で直接見ない」ことはもちろん、
「サングラスや下敷き」なども不適切で、
使用してはいけないそうです。

他にも、様々な注意点が紹介されています。

せっかくの世紀の天体ショー、安心安全に楽しめるといいですね。

カンパニュラ

キキョウ科ホタルブクロ属

原産地はヨーロッパ、地中海沿岸。

別名、ツリガネソウ（釣鐘草）。和名、フウリンソウ（風鈴風）。

花の色は、赤、ピンク、紫、青、白。

カンパニュラも　ギリシア神話に登場します。
果樹園を守って死んだ少女を憐れみ、
花の女神フローラが、彼女を
カンパニュラの花に変えたとか。悲しいお話です。

花言葉

　　　「誠実」　「感謝」

シザンサス

ナス科。

原産は、南米。

和名は　
コチョウソウ　（胡蝶草）。
英名は、
プアマンズ・オーキッド、
バタフライ・フラワー。

花色は赤、紫、ピンク、白、藤色など。

たくさんの花が一斉に咲く姿は、蝶が群れている様ともいわれます。

花言葉は

「よきパートナー」　「協調」「あなたと一緒に」

エキウム・シンプレックス　

ムラサキ科エキウム属。

カナリー諸島原産の大型エキウムで、とても珍しい植物だそうです。

（デンパーク安城で撮影 2012.5.5）

ジギタリス

ゴマノハグサ科 ジギタリス属

原産地は、南ヨーロッパ、西アジア。

ギリシャ神話には、
最高神ゼウスと妻ヘラが夫婦喧嘩した時、
怒って投げたサイコロが　地上に落ちて、
ジギタリスの花になった・・
というお話があるそうです(^o^)

花言葉は

「熱愛」 「不誠実」 「隠されぬ恋」

デルフィニウム

キンポウゲ科デルフィニウム属。

デルフィニウムは、
ギリシア語でイルカを意味するDelphisからで、
つぼみの形がイルカに似ていることに由来とか。

花言葉

「慈悲」「清明」「あなたは幸福をふりまく」 

スプリンググラジオラス
サザンクロス

アヤメ科グラジオラス属。

原産地は南アフリカ。

ハンカチの木

ミズキ科の落葉高木。

原産は、中国。

花をつつむように　ついている               
白いハンカチのような葉状部分が目立つため、
日本では「ハンカチの木」や「幽霊の木」
などと呼ばれます。

別名、ハンカチツリー、鳩の木。

花言葉は

　　　　「清潔」

ひなげし

ケシ科の一年草。

原産は、ヨーロッパ。

英名、ポピー、
仏名、コクリコ
中国名、虞美人草（グビジンソウ）。

ヒナゲシの別名、虞美人草は
中国の絶世の美女「虞后(ぐき)」に由来するそうです。

虞后は
秦末期の楚の武将、項羽の寵愛を受けた女性。
楚漢戦争(垓下の戦い)の最後のシーンで、
劉邦の軍に包囲された（四面楚歌) 項羽が、
もはやこれまでと決別の宴を催した際、
項羽の思いを受け止めた虞姫は、
剣を手に舞を舞った後、自害します。
虞姫が自刃した場所に、翌年咲いた赤い花が
「虞美人草」と呼ばれるようになったとか。

はかなげに風に揺らぐ美しい花は、ありし日の虞后の姿に似ていたのでしょうか。

花言葉

「乙女らしさ」「感謝」「思いやり」　「慰め」