林檎(りんご)
イギリスには
「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」
ということわざがあるそうです。
リンゴのおもな栄養は
ビタミンB1、B6、ビタミンC、食物繊維などです。
ペクチン・カリウム・ポリフェノールを
豊富に含んでいることが特徴です。

ビタミンB1は
炭水化物を体のエネルギーに変え、
疲労回復に効能があります。
ビタミンB6は、
食品のたんぱく質から、
筋肉や骨、内蔵などの
体の組織を作るときに必要なビタミン。
ビタミンCは
免疫力を高め、
いろいろな病気への抵抗力をつけたり、
コラーゲンを合成し
健康的な肌や骨を作る効能があります。
リンゴに含まれる食物繊維は
「ペクチン」と呼ばれ、
腸の働きを整え便秘や下痢を改善し、
血液中の余分なコレステロールを、
排出する働きがある栄養成分です。
リンゴには
「クエン酸」「リンゴ酸」「ポリフェノール」
などの栄養も含まれています。
クエン酸とリンゴ酸は、新陳代謝を活発にして、体内の老廃物を排出して、疲労回復に役立ちます。
風邪をひいたときなどに、
すりおろしりんごを食べますが、
ペクチンの粘膜保護作用や
リンゴ酸の消炎効果で
消化・血行が良くなるそうです。
ポリフェノールは、
強い抗酸化作用があり、
血中コレステロールの酸化を抑制し、
動脈硬化を予防することが期待されます。
カリウムは高血圧の予防に期待できます。