桃 もも
バラ科モモ属の落葉小高木。中国原産。
春の花の象徴でもある 桃の花。
桃は 春の季語でもあります。
ピンクは 桃色とも言います。
お花も 実も 可愛くて、
見ているだけで嬉しくなります。

モモは漢方薬としても知られています。
桃の種子は「桃核」「桃仁」と呼ばれ
血行を改善する薬として
婦人病などに用いられるそうです。
桃のつぼみは「白桃花」と呼ばれ、利尿薬、便秘薬に使われるそうです。
桃の葉は「桃葉」と呼ばれ、
去風湿・清熱・殺虫作用があるとされています。
日本では入浴剤として使われています。
桃の栄養成分は食物繊維、カリウム、ナイアシン、カテキンなど。
桃の食物繊維は 水溶性食物繊維で、整腸作用のあるペクチンという成分が豊富です。
カリウムは
ナトリウムとのバランスをとりつつ、
細胞を正常に保ったり、
血圧を調整したりする働きがあります。
ナイアシンは、「水溶性ビタミン」の一種。
皮膚や粘膜の健康を保つために欠かせない成分
冷え性にも効果を発揮するとされています。
カテキンはポリフェノールの一種で、
動脈硬化や心臓病、抗がん作用、
糖尿病、アンチエイジングなどに
効果があると考えられています。