土筆 つくし
今年はいつまでも寒いですね。
いよいよ春本番が近づいてくると
幼いころの春の記憶が甦ります。
たしか桜が咲くすこし前、3月頃、
川の土手や田畑のあぜ道などに
つくしを摘みに行った思い出が。
春の草のにおい、足下の土の感触・・
草むらの中に かくれている
ツクシ達をさがすときのワクワク感・・
見つけた瞬間のうれしさ・・
妙に覚えています。
春の使者、 つくし。昭和ノスタルジーでしょうか・・
そういえば、久しく、
つくしが生えている風景を見ていません。
先日会った友人にその話をしたら
とても可愛い、つくしの写真を送ってくれました。
大感激!!
心優しい友人に 心から感謝!
愛知県東海市に自生する「つくし」さん達です




採集したつくしは
はかま(ガク)を 取り、水みずで 洗って、
甘辛い卵とじや天ぷらなどにして
食べることもできます。
<土筆(つくし)>
トクサ科 トクサ属。
杉菜 (すぎな)の 胞子茎 。
「付子」とも書きます。
この土筆に引き続いて、
細い線状の緑の葉っぱが出てきます。
両方とも地下でつながっています。
土筆は出てこないで
杉菜が多く生えるケースもよくあるそうです。
土筆・・・・ 茶色の胞子茎。3月頃。 杉菜・・・・ 緑色の細い葉。4月頃。