トウモロコシ
イネ科の一年生植物。原産地は、メキシコから中央アメリカ。
世界三大穀物の一つ とされています。
とうもろこしは、
炭水化物やたんぱく質が多く高カロリー野菜なので、
とうもろこしを主食にしている国もあります。
とうもろこしを加工したものは
コーンフレーク、ポップコーン、コンスターチ、
コーン油、コーンスープなど、
さまざまに利用されています。

主成分は でんぷんで、
たんぱく質、脂質、糖質をバランスよく含んでいます。
主な栄養素は
ビタミンB1、B2、E、葉酸(ビタミンB群)の他、
ミネラルや食物繊維など。
とくに胚芽の部分にはリノール酸やビタミンB1、B2、Eが多く含まれます。
リノール酸は
コレステロール値を下げるので、動脈硬化の予防にも有効。
ビタミンEは
「若返りのビタミン」ともいわれ、
老化防止や動脈硬化、高血圧などを予防するといわれます。
ビタミンB1、B2を十分摂ることで、
新陳代謝が活発になり、疲労回復を早めることができます。
食物繊維も多く、便秘解消、大腸ガン予防にも効果的です。
ゼアキサンチンは
とうもろこしの黄色い部分に含まれる色素成分です。
活性酸素の除去に役立つため、
肝臓の発がん防止効果があるとされています。
とうもろこしの種実の表皮は消化が悪いのでよくかんで食べたほうがよいようです。
もちろん、どんなに良いと言われるものでも食べ過ぎにはご注意下さい。