ナス(茄子)
ナス科ナス属。
原産地はインドのようで、日本には奈良時代に中国から渡来し、 奈須比(なすび)として伝わったそうです。
【ナスの主な栄養成分】 ビタミンB群、C、カルシウム、鉄分、カリウムなど。

皮の紫色の色素は ナスニン。 ナスニンは アントシアニン系ポリフェノールで、強い抗酸化作用があります。
なすを切ると色が変わる褐変物質も クロロゲン酸というポリフェノールの一種です。これらの成分は 活性酸素の生成を抑え、老化やがんの予防や血圧や血糖値の正常化にも有効といわれています。
煮ても焼いても揚げても、和風でも中華でも洋風でも、とても美味しいナスですが、夏野菜であるナスは 体を冷やす作用がありますので、やはり食べ過ぎにはご注意ください。とくに妊娠中の方や 冷え性・胃腸の弱い方は、量をひかえたほうがいいそうです。