小豆(あずき)
アズキは
良質なたんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2、
ミネラル類、食物繊維が豊富に含まれています。
他の豆類に比べて脂肪が少ないのが特徴。
赤い皮にはアントシアニンが含まれます。
アントシアニンには抗酸化作用があり、
コレステロールを減らし、
肝機能強化や視力の回復、
糖尿病予防にも有効です。
亜鉛などのミネラル分も豊富。
食物繊維はごぼうの3倍、
さつまいもの8倍も含まれるといわれます。
小豆の食物繊維は不溶性食物繊維なので、
噛みごたえがあり満腹感も得られるため、
ダイエット中の人にはおすすめの食品。
便秘にも効果があります。
昔は脚気の妙薬とされていましたがビタミンB1が豊富なためです。
小豆の皮に含まれる
サポニンには、脂肪の吸収を抑え、
血液をさらさらにする効果があります。
利尿作用や解毒作用もあり、
むくみのある人や腎臓の弱い人にも有効。
小豆は「あんこ」にすると、
糖分の採りすぎになってしまいますので
お赤飯や小豆粥などがおススメです。
漢方では砂糖を使用せずに
水で煮た赤大豆を食べるようです。
漢方ではアズキを「赤小豆」といい、
脚気、心臓病、肝臓病、便秘に
処方されるそうです。
小豆は
お赤飯や和菓子の餡など、
昔から日本人には馴染み深いですが、
こんなに栄養豊富な食物なのですね。