梅(うめ)
バラ科サクラ属の落葉高木。
寒さが特に厳しかった今年の冬。
梅の開花も遅れていますが、
近所で、やっと咲きました。(名古屋市内)
梅には別名があるそうですが、
調べてみると驚くほど沢山ありました!
「好文木」(こうぶんぼく)、
「初名草」(はつなぐさ)
「木の花」(このはな)、
「春告草」(はるつげぐさ)、
「風待草」(かぜまちぐさ)
「花の兄」(はなのあに)
「香栄草」(こうばえぐさ)、
「匂草」(においぐさ)
「香散見草」(かざみぐさ)・・・等々。
それぞれ季節感や風情があって素敵ですが、それほど人々から愛されてきたのですね(^_^)
梅は 古来より 万葉集をはじめ
多くの歌に詠まれてきました。
日本人には馴染み深いお花です。
「春されば まづ咲く宿の 梅の花 ひとり見つつや 春日暮らさむ」
万葉集 山上憶良
「我が岡に 盛りに咲ける 梅の花
残れる雪を まがへつるかも」
万葉集 大伴旅人
「人はいさ 心も知らず 古里は 花ぞ昔の 香ににほひける」
古今集 紀貫之
「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
拾遺和歌集 菅原道真
花言葉は
「高潔」「上品」「忍耐」「忠実」「独立」「厳しい美しさ」「あでやかさ」「気品」