グレープフルーツ・ルビー
「ピンクグレープフルーツ」といわれる品種で、
果肉が赤みがかったピンク色をしていることから
「ルビー」という名前がついています。
ルビーの赤い色は、
βカロテンとリコペンという色素によるもの。
βカロテンとリコペンは、カロテノイドの一種。
カロテノイドには、
がんや生活習慣病を予防する働きや
免疫力を活性化する作用があるといわれています。
■グレープフルーツにはビタミンCが多く、
果実が大きいので1つ食べれば
1日に必要なビタミンCを
ほぼ補給することができるそうです。
注目の成分にナリンギンがあります。
○ビタミンCは風邪予防にも効果があり、
豊富に含まれるクエン酸は
疲労回復に役立ちます。
○ナリンギンは、
グレープフルーツの苦み成分である
ポリフェノールの一種です。
脂肪の分解を促進する作用があり、
高脂血症に効果があるといわれています。
強い抗酸化作用もあり、
がん予防にも効果が期待されるといわれます。
※ただし、ナリンギンは
高血圧の治療薬の成分を強めたり、
副作用を起こすおそれもあるので、
治療中の方は摂取するのを控えてください。
他にも副作用を起こす薬があるので、
服用中の方は必ず医師に相談してください。