カツオ(鰹)
スズキ目・サバ科に属する魚。
カツオは
日本人の食生活に馴染み深いお魚です。
特に鰹節は日本独特の保存食品で、
うま味成分であるイノシン酸が
多く含まれています。
和食には無くてはならない食材のひとつです。
鰹の美味しい季節は、春と秋の年二回あります。
春、黒潮にのって太平洋岸を北上する時期に
漁獲されたものを、初鰹、
秋、水温の低下に伴い南下してきたところを
漁獲したものを、戻り鰹、といいます。
主な栄養成分は
ビタミンB群、ビタミンD、ペプチド
DHA、EPA、タウリン など。
ペプチドは
アミノ酸がいくつか結合した状態の物質です。
疲労物質の乳酸を分解する酵素を活性化し、
疲労回復効果があります。
ペプチドは 通常のアミノ酸よりも
栄養効果が高いことで注目されています。
鰹に含まれるペプチドには、
疲労回復や集中力を高めるなどの
効果があると言われています。
カツオは
魚類の中でも高タンパクで、
ビタミン・ミネラル類も豊富に含む
栄養価の高い魚です。