ダイコン(大根)
アブラナ科ダイコン属の越年草。
別名、スズシロ。
名前の由来は、大きな根を意味する大根(おおね)からだそうです。
ダイコンは、代表的な根菜類のひとつで、春の七草の一つです。
大根は、アミラーゼやジアスターゼなどの分解酵素が多く含まれた、胃に優しいお野菜です。
<大根の栄養>
◆大根の根(淡色野菜)
でんぷん分解酵素のアミラーゼ(ジアスターゼ)が多く含まれ、消化促進や胃腸の調子を整えるのにとても効果的といわれます。
ビタミンCやカリウムも豊富です。ビタミンCは皮の部分に多いので、大根おろしは皮のままがいいそうです。
たんぱく質や脂肪の消化を助けるオキシダーゼや抗がん作用、殺菌作用、食欲増進などの効果が期待される辛味成分のイソチオシアナートなども含まれています。
◆大根の葉(緑黄色野菜)β-カロテン、ビタミンCなどのビタミンや、カルシウム、鉄などのミネラル、食物繊維などが含まれています。
◆切干大根大根を乾燥させた切り干し大根は、独特の甘み・歯ごたえ・風味があり、カリウム・カルシウム・マグネシウムなど多くの栄養素が濃縮されています。