ウド
ウコギ科タラノキ属。
山菜として好まれ、若葉、つぼみ、芽、茎の部分を食用とします。
春の代表的な山菜のひとつです。
ウドは「漢方」の世界では、うどの根を独活という名前で解熱や神経痛の薬としても利用されているそうです。
『独活(うど)の大木』ということわざがありますが、ウドの茎は木のように大きくなりますが、柔らかくて用材として使えないところから、体ばかり大きくて役に立たない人のたとえです。
ウドには山ウドと白ウドがあります。

白ウド
<ウドの栄養>
うどは90%以上が水分で、栄養が豊富ではないですが、「ジテルペン」「フラボノイド」「クロロゲン酸」などの有効成分が含有されている事が特徴です。
ジテルペンは、自律神経を調整する機能があります。
フラボノイドは「抗酸化物質」のひとつで老化やガンの予防効果などがあるとされています。
クロロゲン酸も抗酸化物質で活性酸素を除去して細胞の老化を抑制します。
ウドの若茎には少量の炭水化物、ミネラル、ビタミンB2・C、ジアスターゼ、タンニンなどが含まれているそうです。