桜鯛
スズキ目ハタ科の海水魚。真鯛。
桜の花が盛りの頃、
産卵のために内湾の浅瀬に群集する鯛。
特に瀬戸内海沿岸では
真鯛を桜鯛と呼ぶことが多いそうです。
別名、花見鯛とも呼ぶ地域もあるそうです。
ピンク色の「桜鯛」は、上品な高級魚として珍重されます。
春が旬の身が締まった瀬戸内海の桜鯛は甘みがあって最高の味だそうです。
鯛は脂質が少ないわりに旨みのある魚で、
グルタミン酸やイノシン酸など
アミノ酸がバランスよく含まれています。
タンパク質、ビタミンB1が豊富に含まれ、
タウリン、ナイアシン、ビタミンB6
ビタミンB2、カリウム、リンなども含まれます。
EPA、DHAも多く含まれます。
ビタミンB1は 食欲増進などに、
タウリンは 疲労回復や動脈硬化予防などに
ナイアシンは 冷え性や二日酔いの緩和などに、
ビタミンB2は 口内炎や生活習慣病に
EPA、DHAは
高血圧や動脈硬化の予防、
抗炎症・抗免疫作用、抗ガン作用、
脳や神経の機能を維持するなど、
など多くの効果が期待されています。
真鯛は脂肪が少なく低カロリーで
アミノ酸バランスの優れた
良質のタンパク質を多く含み、
消化吸収がよい食品。
子どもやお年寄りにも、
病中・病後にも、よい食品といえます。